第23回漂着物学会 島根・隠岐島大会が開催されました

令和6年10月19日,20日に島根県隠岐の島町で開催されました「第23回漂着物学会 島根・隠岐島大会」は無事終了いたしました。実行委員の皆様,隠岐島の皆様,大変お世話になりました。ありがとうございました。
19日は,道田会長の開会の挨拶後,野津浩一隠岐の島町教育委員会教育長より歓迎のご挨拶をいただき,ポスターセッション5件,一升展示会4件,作品等販売コーナー2件を開始。午後からは基調講演として八幡浩二氏,幸塚久典氏による「知られざる隠岐諸島の生物たち~トロピカルな海域と特異な植生の秘密~」,その後,5件の研究発表(口頭)が行われ,最後にお宝鑑定会で7件の鑑定を実施しました。
50名が参加した交流会では,恒例になりましたお土産争奪ジャンケン大会が行われ,親交を深めることができました。
翌日20日朝は,塩の浜にてビーチコーミング(50名)を実施し,隠岐島に漂着する様々なものを参加者全員で採取観察しました。
本大会では,対馬暖流の影響を強く受ける隠岐島を漂着物の視点から体験する好機となりました。なお参加者73名のうち,会員は北海道紋別市から鹿児島県徳之島まで46名,島内参加者27名でした。
19日は秋の大時化で当日朝高速船で参加予定の方が参加できなかったというハプニングがありましたが,参加者全員翌日の飛行機,フェリーで帰ることができました。来年は北海道紋別市での開催です。お楽しみに。